
伊部蒼汰 MB
東海大札幌高校出身
法学部法学科 1年
2026年度入学 アスリート選抜入試
Q 入試対策について
アスリート選抜入試では、書類審査に加えて面接や小論文があり、特に苦労したのは小論文の対策です。書類審査の結果が出てから二次試験まではあまり時間がなく、試合と受験対策が重なることもあったため、直前はかなり慌ただしかったことを覚えています。
その経験から、アスリート選抜入試を考えている方には、できるだけ早く対策を始めることをおすすめします。出願書類の準備や面接、小論文などやるべきことは多いですが、過去の入試情報などを確認すれば、事前に準備できることも多くあります。
何から始めればよいか分からない場合は、実際にアスリート選抜入試を経験した先輩に話を聞いてみるのも一つの方法です。立教大学男子バレーボール部にもこの入試を経験した部員が多く在籍しているため、身近な先輩に相談したり、部のInstagramを通して問い合わせたりして、実際の経験を聞いてみるのも良いと思います。
Q上京するにあたっての準備
私は北海道出身のため、現在は一人暮らしをしています。所属学部の授業は池袋キャンパス、部活動は新座キャンパスで行われるため、その中間にあたる東武東上線の東武練馬駅周辺に住んでいます。どちらのキャンパスにも通いやすく、周辺の施設も充実しているため、とても生活しやすいです。
私のように池袋キャンパスに通いながら、新座キャンパスで部活動をする方には、東武東上線沿線がおすすめです。副都心線や有楽町線沿線も選択肢の一つですが、通学定期の区間によっては交通費が余計にかかる場合もあるため、部活動への通いやすさも含めて住む場所を考えると良いと思います。
生活面では、高校生のうちから簡単な料理に慣れ、自炊を習慣にしておくことをおすすめします。私自身、自炊を諦めて外食に頼っていた時期があり、その月は想像以上に食費がかかってしまいました。現在は家賃を除いて月4〜5万円程度で生活していますが、大学生になると部活仲間や大学の友人との食事など、交際費も高校生の頃より増えていきます。
男子バレーボール部では、部活動と両立しながらアルバイトをしている部員も多くいます。一人暮らしを始める方は、大学生活に慣れてきたら自分に合ったアルバイトを探すなど、余裕を持って生活できるよう準備しておくと良いと思います。
Q大学生活について
1日のスケジュールは日によって異なりますが、基本的には朝から夕方まで授業を受け、18時15分からの部活動に参加しています。
立教大学には6限まで授業がありますが、池袋・新座どちらのキャンパスでも、5限以降に授業が入ると練習開始に間に合わないことがあります。特に池袋キャンパスから新座キャンパスへ移動する場合は、4限終了後に向かっても練習開始の15分ほど前に到着することが多いです。もちろん学業が最優先ですが、できるだけ部活動に遅れず参加できるよう、履修を組む際は4限までに授業を入れることを基本にしています。
部活動が終わった後の過ごし方はそれぞれですが、東武練馬駅周辺に住んでいる私は、帰宅するのが22時30分〜23時頃になることが多いです。
アルバイトは池袋駅周辺のスターバックスでしています。私の勤務先では、2週間前に1週間ごとのシフトを提出するため、大学や部活動の予定に合わせやすく、比較的融通が利きます。履修によっては、朝にアルバイトをしてから大学の授業に向かう日もあります。
大学の授業に加えて部活動もあるため、曜日によって生活リズムが大きく変わります。そのため、アルバイトを探す際は、シフトの融通が利きやすいことに加えて、限られた時間の中でも継続して働ける環境かどうかを考えて選ぶことをおすすめします。
Q立教大学バレーボール部の魅力
私たちの部は、立教大学の「自由の学府」という理念にも通じるような、自由でのびのびとした雰囲気があります。厳しい上下関係はなく、練習でも一人ひとりの考えを大切にしながら、自由な発想でコンビを組んだり、プレーを工夫したりすることが多いです。
練習中は笑顔も多く、逆にいつもより元気がないと「何かあった?」と声をかけてもらえるほど、互いを気にかけ合う温かさがあります。さまざまな個性を持った部員がいますが、それぞれが受け入れられ、自分らしくいられるチームだと感じています。
一方で、試合になれば全員が真剣に勝利を目指します。普段の自由で明るい雰囲気と、勝負にこだわる姿勢のメリハリも、この部の魅力の一つです。
まだ技術面で未熟な私にも、先輩方は丁寧にアドバイスをしてくださいます。また、紅白戦ではプレーする機会をつくってもらうなど、学年や実力に関係なく挑戦できる環境があります。少しずつでも自分の成長を実感できた瞬間はとても嬉しく、それがこの部でバレーボールを続ける大きなやりがいになっています。
Q高校生の皆さんへ
受験期の自分にアドバイスをするなら、**「やるべきことを、やれるだけやれ」**と伝えたいです。この言葉には、2つの意味を込めています。
1つ目は、「やるべきこと」を正しく見極めることです。「受験は情報戦」とよく言われますが、実際に受験を経験して、その通りだと感じました。努力することはもちろん大切ですが、方向を間違えてしまうと、限られた時間を有効に使うことができません。今立教大学にいる先輩に対策方法や試験内容について聞くなど、自分から積極的に情報を集め、必要な準備を明確にしてほしいと思います。
2つ目は、「やれるだけやる」ことです。準備は、しておいて損になることはありません。特に面接では、その場で自分の言葉で答えることも大切ですが、事前にさまざまな質問を想定し、自分の考えを整理しておくことで、本番でも落ち着いて話せるようになります。「もうやれることはない」と思えるくらいまで準備をして、自信を持って本番を迎えてほしいです。たとえ思い通りの結果にならなかったとしても、そこまで努力した経験は、きっとその後の人生でも自分の力になると思います。
受験期は、勉強や試験への不安、周囲からのプレッシャーなど、辛いと感じることも多いと思います。しかし、その先には今とはまったく違う大学生活が待っています。今は勉強がきつかったり、試験対策が憂鬱だったりするかもしれませんが、ここで踏ん張った経験は、その後の自分を支えてくれるはずです。
皆さんが望む進路に進めるよう、**「やるべきことを、やれるだけやる」**ことを大切に、最後まで後悔のない受験にしてほしいと思います。そして4月に、笑顔で新しい生活を迎えられることを願っています。






